パペットマペットな日本語教師

日本語クラスでの「自己紹介」の導入で、「私は~~です。」など基礎的な日本語の自己紹介の方法を教えて、生徒にやってもらいました。20人ほどいるクラスの生徒一巡させたのですが、思ったよりあっという間に一巡してしまい、時間がかなり余り、二まわり目に入るとなんだかなかだるみしてしまいました。シャイな子は話さなくなるし、やる気がない子はなんか別のこと始めるし...注意を呼びかけましたがなかなか収集できず...オーストラリアの子供達は日本の子供達よりも集中力が持続しないことを改めて認識させられました。

それを見かねたオーストラリア人の日本語の先生が、ぷいっと教室からいなくなり、どこかからパペット人形を何十体か持ってきてくれました。昔、学芸会かなんかで使ったのが学校の倉庫に眠っていたそうです。

早速そのパペット人形を生徒一人ひとりに持たせ、オーストラリアの動物に扮して日本語で自己紹介をさせたところ...盛り上がること、盛り上がること。「こんにちは、ボクはウォンバットです」「私はカンガルーです」的な。シャイだった子も人形をはめると饒舌になり、やる気なく斜に構えていた子も、悪ノリ気味ですが積極的に参加してくれ、完全に動物になりきってくれ、自己紹介の導入は大成功に終わりました。日本語での紹介と動物の名前を同時に覚えられる練習となり良かったです。パペットを使うと生徒の恥ずかしさも取れるようで、生徒に役を演じてもらう方法はお勧めです。(MYさん、日本語教師海外派遣のオーストラリアにてビクトリア州のグラマースクールで日本語教師活動)

【JEGSよりアドバイス】:
パペットを使った方法は、いわゆるパペットセラピーとして欧米でも効果的な心理療法の1つとして定着しています。学校の教育現場でもスクールカウンセリングでパペットを導入したり、日本でも腹話術などが教育現場に取り入れられており、外国人の生徒を相手にした日本語教師が日本語を教える際にも有効な手段の1つです。100円ショップなどでパペット人形などを見かけたら購入しておくとよいでしょう。

パペット効果の一例の映画
「それでも、愛してる(原題:ザ・ビーバー -The Beaver)」
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2011年に公開された、あの「羊たちの沈黙」のオスカー女優のジョディ・フォスター監督作品。鬱病になった主人公メル・ギブソンがふとしたきっかけでビーバーのパペット人形を手にとってから、主人公を取り巻く物事が好転していくヒューマンドラマ。ジョディ・フォスターは何作品か監督していますが、人間関係を扱ったヒューマンドラマが大好きなようです。パペットセラピー効果のご参考に。

カレーライス注意!

「たまにはお世話になっているホストファミリーにも料理をもてなそう!」と日本語教師派遣中の滞在でお世話になっているホームステイ先の人達にカレーライスを作りました。うまくできたのですが、ホストファミリーは辛い食べ物が食べられず、ほとんど自分で食べることになってしまいました...(T_T); (FHさん、日本語教師海外派遣プログラムのニュージーランドにてクライストチャーチのセカンダリーで日本語教師活動)

【アドバイス】:
日本のカレーライスはニュージーランド人からも喜ばれる料理の一品ではありますが、アジア系ではないNZ人の中には、辛いものを食べ慣れていない人も意外と多く、私達日本人よりも辛さには敏感のようです。海外、特に欧米圏の家系の人々にカレーライスをもてなす場合は、あくまでも使用するカレーのルーは甘口でまったりまろやかに作ることをお勧めします。
その他、人気の日本食は、カツ丼、親子丼、お好み焼き、焼きそば、照り焼きチキン、のり巻きなどは、ホームステイ先はもちろんのこと、「派遣校での調理実習で作り、とても好評だった。」という実地レポートもたくさん届いていますので何をもてなそうか迷った際にはご参考にどうぞ。

■料理と同様、日本語を教える際にも、日本人にはわからない意外な落とし穴があったりします。ニュージーランドで受講できる日本語教師養成講座は、ニュージーランドにいながら、文化庁の「日本語教員養成において必要とされる教育内容」のシラバスに基づく「420時間」の日本語教師資格が取得できる日本語教師養成講座です。ニュージーランドでは英語で日本語を教える間接法教授が一般的ですが、その間接法を学べるNZ他欧米圏で即効性のある日本語教師養成コースにて、日本や日本語を外国人目線でプロフェッショナルに教えるメソッドを学習します。→[ 日本語教師養成講座の資料請求・お問合せ ]

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